こんばんは〜おぐらです。
子ども用にハイドロフラスクを買ったらかなり使い勝手がよくて満足しています。
なかなかマイボトルが便利なのですが、ひとつ疑問がありました。
「炭酸は入れられるのか?」
わたしはジュースと炭酸水の置き換えをはじめてから炭酸水好きになりました。
もし炭酸水も入れられるなら嬉しいので、ハイドロフラスクに炭酸を入れられるのかについて調べてまとめています。
ほかのメーカーについても一緒に調べてみたので、あわせて見ていってくださいね。
ハイドロフラスクは基本的に炭酸を入れられない
簡単に言うと今回伝えたい内容は見出しのとおりです。
前半部分はハイドロフラスクの仕様確認や、炭酸を入れられない理由について深掘りします。
注意事項に明記されている
ハイドロフラスクがどのような仕様なのかを確認してみましょう。
公式サイトの取り扱い上の注意を見ると次のように書かれていました。
炭酸飲料、ドライアイス、アルコール類は入れないでください。[Hydration / Coffee / Food]
引用 :ご利用案内|Hydro Flaskオフィシャルサイト
炭酸飲料、ドライアイス、アルコール類を入れないでくださいと明記されていますね。
後半の英語表記箇所はモデルのことだと推測します。
すなわち、ハイドロフラスクの*Hydration / Coffee / Foodモデルには炭酸を入れないでくださいねと言うことでしょう。*
炭酸を入れられない理由
残念なことに、炭酸を入れてほしくない理由は明記されていませんでした。
そこで他のメーカーの水筒で炭酸を入れられない理由が記されていないか探したところ、サーモスの説明書で確認できました。
サーモスの説明書に記載のあった内容ですが、ハイドロフラスクも同じ理由だと考えられます。
そして肝心の炭酸を入れてはいけない理由はケガや周辺を汚してしまう可能性があるからです。
- 内圧が上がり、フタ部分が開かなくなってしまったり、飛び出してしまう
- 飲み物がふき出る
上記のようなことが起こる可能性を持ち、それに伴いケガや周辺を汚してしまうかもしれません。
内圧が上がってしまうのが危険なようですね。
急にフタが飛んでしまうと顔に当たってしまったりする可能性もあるから怖いです。
製造元のスタンスとしては危険だからやめてねと言う感じでした。
他の水筒との比較
先に話したとおり、サーモスも炭酸を入れないでくださいと言っているので、他のメーカーについても確認してみました。
サーモスとハイドロフラスクは省きます。
まずスタンレーは公式サイトでは確認できなかったのですが、楽天で販売されているものの注意書きに炭酸を入れないでくださいと書いてありました。
スタンレーのグラウラーは炭酸を入れられるようです。
続いてクリーンカンティーンは炭酸NGという記述は見つかりませんでしたが、スタンレーと同じく、ビール用のグラウラーが販売されています。
キャップの圧力テストを行い、安全性を確認しているようです。
要は炭酸やビール対応モデル以外には入れないほうが無難と言うことですね。
安全上の注意は守ろう
ここまでの話を少しまとめましょう。
炭酸を入れた場合、内圧が高まり、フタが飛んでしまったり中の液体が吹き出してしまう可能性があるので、各メーカーでは炭酸を入れないように言っています。
圧力というのは思っているよりも強力で、フタが飛んでしまうくらいです。
なので炭酸対応モデルはどのメーカーもフタをしっかりと閉められるようになっていたり、耐圧テストを行っています。
大人にとっても危険ですが、子どもも使うので使用上の注意を守って安全に使いたいですね。
炭酸を入れられるモデル
後半は炭酸対応モデルについて調べました。
ハイドロフラスクをはじめ、ほかのメーカーのものも紹介したいと思います。
ハイドロフラスクのBeerモデル
ハイドロフラスクの炭酸に対応しているのはBeerモデルです。
Beerモデルには3つのアイテムがあります。
- 16 oz Cooler Cup
- 12 oz Cooler Cup
- 64 oz Glowler
ボトルタイプならグロウラー一択
Beer&Wineカテゴリーはグロウラー(64 oz Growler)以外ボトルではなくカップ形式なので、ボトルで炭酸OKなのはグロウラーだけになります。
前半でほかのメーカーでもグロウラーというキーワードが出てきましたね。
実はグロウラーとはビールを輸送するためのボトルの総称です。
各メーカーでグロウラーが販売されていて、もともとビールを入れるものなので、炭酸もOKというわけです。
64oz(1.9リットル)も入るので大勢で集まるときに活躍間違いありません。
Hydrationとはキャップとボトル口の形状が違い、より密封性が高くなっているので炭酸も入れられるそうです。
クーラーカップも便利に使える魅力あり
クーラーカップ(Cooler Cup)は保冷の缶ホルダーとカップという2つの機能を持ちます。
缶を直接入れて使うと掃除不要でハイドロフラスクの特徴である保冷効果も得ることができます。
掃除もしやすく、アウトドアや車での使用時に活躍できるでしょう。
アルコール以外の炭酸ももちろんOK
モデルの名前がBeerですが、アルコール以外の炭酸飲料でも使えます。
他社の炭酸対応モデル
ハイドロフラスク以外のメーカーの炭酸対応モデルも調べてみました。
残念ながらサーモスでは過去に炭酸対応モデルを販売していましたが、現在はもう売っていないようです。
スタンレーもハイドロフラスクと同様にグロウラーが炭酸に対応しています。
こちらは1リットルと1.9リットルの2サイズ展開です。
クリーンカンティーンもグロウラーを販売しています。
サイズは32ozと64ozの2種類なので、容量は同じくらいですね。
結局のところ各メーカー、フタなしタンブラータイプを除くとグラウラーだけのようです。
ドライアイスは共通してNG
すべてのモデルで使えないのはドライアイスです。
ドライアイスを入れるケースがどんな時だよ思いますが、注意書きがあることから実際に入れたことがあるのかもしれませんね。
氷は入れても大丈夫なので、冷やしたいときは氷を入れましょう。
炭酸を入れるなら対応モデルを選ぼう
まとめると多くのステンレスボトルは炭酸を入れられませんでした。
理由は内圧があがり、破損や中身がふき出してケガや周囲を汚すことにつながる可能性があるからです。
炭酸を入れらるモデルも販売されていますが、フタなしのタンブラーまたはもともとビールを運ぶためのグラウラーになります。
グラウラーは炭酸を入れても安全ですが、容量が基本的に大きくなります。
炭酸が入れられるかどうかは、メーカーサイトの注意書きや、商品ページに記載されていることが多いので確認しておきましょう。
炭酸を入れられないのは残念ですが、安全上の理由なので仕方ないですね。
まとめ:ハイドロフラスクに入れてはいけないもの
ハイドロフラスクに長時間入れてはいけないもの
次のものはハイドロフラスクに長時間入れてはいけません。
- 牛乳などの乳飲料
- 果汁
- 果肉
- お茶の葉
- 塩分濃度の高いスープ類(例:味噌汁)
お茶の葉なんかはうっかり長時間入れがちなので注意が必要ですね。
ハイドロフラスクのモデルによって入れてはいけないもの
モデルごとに入れてはいけないものが異なるので、モデル別に紹介します。
ハイドロフラスクのHydration / Coffee / Foodに入れてはいけないもの
- 炭酸飲料
- ドライアイス
- アルコール類
ハイドロフラスクのBeerに入れてはいけないもの
- ドライアイス
その他の注意点
入れてはいけないものとして記載されていませんが、熱い飲み物を入れるときは吹きこぼれが起こる可能性があるため取り扱いの注意が必要です。
飲めるくらいまで温度が下がってからフタをしめるようにしましょう。
わたしはホットコーヒーで何度か吹きこぼれを起こしたことがあります。
そのため一度フタを締めてから数十秒待った後一度フタを開けて蒸気を抜くようにしています。
以上がハイドロフラスクに炭酸は入れられるのかと、入れてはいけないものについての解説でした。
誤った使い方をすると製品の寿命にも関わることがあるので、正しい使い方を学び、適切なモデルを選ぶことが大切です。
- 正しい使い方を知る
- 適切なモデルを選択する
用途に応じてあなたにピッタリのハイドロフラスクを選んでみましょう!
ハイドロフラスクで炭酸を入れるならBeerモデルを選ぶ
ハイドロフラスクで炭酸が入れられるモデルはBeerモデルのみになります。
カップと缶ホルダーが欲しいならクーラーカップを選ぼう
カップ兼、保冷の缶ホルダーが欲しい方はクーラーカップを選びましょう
炭酸が入れられるボトルが欲しい人はグロウラーを買おう
ボトルが欲しい人は大容量になりますが、ボトルがいい人はグロウラーを買いましょう。]