こんにちは!おぐらです。
Googleから届いたメールを見て驚きました。
内容はGoogleフォトの仕様を変更するというものでした。
長らく愛用してきたサービスなので残念なことですが、Googleあるあるなので仕方ありませんね。
すでに多くのメディアで取り上げられており、話題になっていますね。
わたしも一ユーザーとして、変更内容を理解しておくために調べてまとめることにしました。
今回はGoogleフォトの無料枠仕様変更についてお話しします。
Googleフォト無料枠の使用変更について調べた
なにがどのように変わるのか、いつから変わるのかをなどをまとめました。
内容はシンプルなので、気楽にいきましょう。
なにが変わるのか
まず前提としてGoogleから与えられている無料ストレージ枠は15GBあります。
無料枠はフォトだけじゃなくて、GoogleドライブやGmailなどGoogleのサービス全般で使えるものです。
たとえるなら無料枠は無料の押し入れみたいなもので、Googleから借りています。
いっぱいになったら、もう物を入れられなくなるので、お金を払って新しく押し入れを買ったりできます。
これまでのGoogleフォトは、高画質モードという条件つきではありますが、写真を無限にアップロード(保存)できました。
どれだけ写真を入れても、押し入れにはなんの影響もなかったのです。
いわゆる神に等しいサービスだったわけですが、今回仕様変更があったわけですね。
前振りが長くなってしまいましたが、ここからが変更内容の説明です。
仕様変更後はこれまで無制限だったものが、写真をアップロードすると無料枠の15GBを消費するようになりました。
押し入れがどんどん写真で埋まっていくように変わります。
仕様が変わると写真を保存しておける数に限りがあるようになってしまいます。
上限に達した場合は、次のどちらかになるでしょう。
- Googleフォトへの保存をやめる
- 追加のストレージを購入する
どちらかと言うと、保存できなくなることに対する懸念が大きいと思います。
あとは移行の手間とかありますよね。
ちなみに高画質モードというのは、Googleフォト側である程度まで画像サイズを調整して保存されることです。
これまでも写真のもともとのサイズのままアップロードした場合は無料枠を消費する仕様でした。
Googleはなぜ変更するのかも説明しています。
現在、お客様を含む 10 億人以上のユーザーが、毎週 Google フォトに280 億枚もの写真をバックアップしています。今後もより多くの写真を余裕をもって安全に保管するために、今回ストレージ ポリシーを変更することにしました。
想像を絶する世界ですよね。
さすがに今のペースではいろいろと厳しいと言うことでしょう。
2021年6月1日以降に適用
なにが変わるの次はいつから変わるのか。
見出しのとおり2021年の6月1日から無料枠は無くなります。
重要なのは無料枠の適用から外れるのは2021年の6月1日以降にアップロードした画像であること。
2020年5月末までにアップロードすれば無料枠の範囲ですよ。
2021年6月1日 以前に高画質でバックアップされた写真と動画は、Google アカウントの無料の 15 GB の保存容量を使用しません。
あせらなくても大丈夫
影響の大きい仕様変更のためいろいろなメディアで話題に上がっていますが、まだあせる必要はないでしょう。
この記事を書いたのがは2020年11月某日なので、仕様変更までまだ半年以上あります。
過度に不安を煽るような文章などには十分注意しましょう。
Googleから送信された案内のメールにも今すぐ何かをする必要はないと書かれています。
実際にそのとおりで、仕様変更後のアップロード量に気をつければいい話なので、多くの人はなにもしなくても大丈夫でしょう。
親切なことに、Googleが普段のバックアップ頻度をもとに、どれくらい無料枠が使えるのか見積もりできるツールを用意してくれています。
試しに使ってみると2年間は無料枠を使えると結果がでました。
あくまで見積もりですが、すぐに何かをしなくてもいいことがわかりますよね。
わたしは見積もり2年でしたが妻は1年だったので、結構差があるみたいです。
見積もり機能へのリンクはGoogleからのメールに記載されてますよ。
管理ツールもあるらしい
Googleからのメールには変更適用後に管理ツールをリリース予定とも書かれていました。
不要と思われる写真を判別してくれるみたいなので、無料枠を有効に使えますね。
わたしは自動バックアップしているので、子どもの撮った真っ暗な写真が無数にアップロードされちゃってます。
不要ファイルを見つけやすくしてくれるのはありがたいですね。
そもそも無料で保存し放題なのが優しすぎますし、個人的には今まで無料にしてくれてありがとうという気持ちが強いです。
メインの保存先にはしませんが、今後も利用します。
心配なら備えておこう
まだあせる必要はないと話しましたが、人によってはアップロード量が多いとかいろいろと事情があると思います。
また仕組みがまったくわからないという人も不安になるのではないでしょうか。
仕様変更適用までまだまだ時間はありますので、不安な人は備えておきましょう。
現状を把握しよう
心配になる人もいるかも知れませんが、あせる前に現状を把握しましょう。
重要なのはGoogleフォトへバックアップする量が多いのかどうかですね。
わたしは5年以上使ってますし、自動バックアップでドカドカ保存してしまうので、このまま使い続けるのかどうか迷いどころ。
常々ハードディスクを購入しようと考えているのですが、クラウドストレージの使い勝手が良すぎて後回しになってます。
追加ストレージもリーズナブル
無料枠が無くなったら追加でストレージを買うこともひとつの方法です。
Googleでは1番安いプランで100GBを月250円で利用できます。(年払いにすると2500円)
手軽に使える金額ではありますが、利用し続ける限り維持費はかかり続けることになります。
いわゆるサブスクリプションで、ストレージの利用権を毎月支払うんですね。
この辺りコストに対する感覚は人それぞれなので答えはありません。
わたしはAmazonプライムフォトに加えてハードディスクを買い、併用して運用していこうと思ってます。
他のストレージを検討してみるのもあり
詳しい比較はしませんが、他のストレージを検討するのもいいですね。
クラウドだとみんな大好きAppleもiCloudがありますし、DropboxやBox、Amazon、Microsoftといろいろあります。
無料枠が設けられていることがほとんどなので、お試しで使ってみるのもいいのではないでしょうか。
クラウドを使わない場合、自分でハードディスクを買えばバックアップできます。
ハードディスクは買い切りで維持費のかからないメリットがありますが、自分で管理しなければなりません。
どちらも一長一短なので都合のいい方を使いましょう。
ハードディスクは4TBのものが1万円未満で買える時代です。
Amazonのセール時期を狙うとさらにお得に買えると思いますよ。
Amazonがオススメ
オススメはAmazonのストレージサービスです。
個人的に今後写真のクラウドバックアップはAmazonをメインにしていこうと考えてます。
紛らわしいのですが、Amazonには2つのストレージサービスがあります。
Amazon PhotosとAmazon driveがあり前者はGoogleフォトのような機能、後者はシンプルなハードディスクの機能を提供してます。
まずAmazonのアカウントを持っていれば5GBの無料枠がもらえます。
さらにAmazonプライム会員であれば、写真は容量無制限で保存できちゃうんです。
少し話しましたが嬉しいことにraw拡張子のファイルも無制限対象。
一眼カメラでたくさん写真を撮る人はベストな選択になるのではないでしょうか。
Amazonプライム会員特典のひとつとして与えられる権利なので、会員には他にも送料無料やプライムビデオその他色々特典がついてきます。
プライムは月額プラン500円、年間プラン4500円と毎月400〜500円の支払いになりますが、Amazonを月に一度利用するなら送料分でもとをとることができるでしょう。
さらにプライムフォトを含めプライムビデオやプライムミュージックなど一定の枠内で自由にサービスを利用できます。
数ある特典のうちのひとつとして、写真を無制限で保存しておけるので、Amazonを使うのは合理的な選択だと言えるでしょう。
プライム会員ではない人もこの機会に登録してみてはいかがでしょうか。
30日間無料で使えるので、まずは無料からお試ししてみてもいいですね。
Googleフォトの無料枠仕様変更まではまだまだ猶予がありますので、焦る必要はありません。
今後保存先を変更するなら現状を把握して備えておきましょう。