こんにちは!おぐらです!
みなさん聞いてください!やってしまいました!
このたび、わたしおぐらは『ハイドロフラスク』の偽物を買ってしまいました。
これまでレトロXやマンティス26など人気アイテムの偽物を買わないように生きてきましたが、ついに大失敗です。
Ala Moanaの中のisland coffee前に構えるkioskで売ってるHydro Flaskは偽物❌何個かは本物を置いてるらしいけど殆ど自社で作らせてる物で特にカラーのは全部偽物❗️ロゴを比べたら分かるってAla Moanaのマネージメントの人が教えてくれました。
— Melialani_C (@kuulei_sumire) December 29, 2018
ハワイで偽物が売られている情報も見つかりました。
「ハワイで買った」という情報だけでも確実に本物とは言えないかもしれませんね。
偽物を買ってしまったことで大変つらい気持ちになりましたが、とても良い勉強にもなりました。
そして同じように偽物を買ってしまう人を減らせるよう(泣きながら)記事を作りました。
この記事では、偽物であると判断した具体的なポイントや、解決方法をお話しします。
『ハイドロフラスク』の偽物を買いたくない人は見ていってくださいね。
ハイドロフラスクの偽物を買ってしまった
前半部分では偽物であると判断した理由をお話しします。
まず前提として今回検証したハイドロフラスクのボトルを紹介します。
3層になっているグラデーションカラーを3本。
自分と妻用に18 oz Wide Mouth(自称)で、キャップはFlex Cap Wide(自称)を、子供にはStraw Lid(自称)を選びました。
結果として、次の3つのポイントから偽物であると判断しました。
- キャップのロゴ
- 底面のテキスト
- カラーリングや容量
- 梱包
偽物であると判断しましたが、興味本位から使ってみました。
おまけ程度ですが、簡単なレビューもしています。
今回偽物の調査に海外の動画を参考にしました。
英語ですが、本物と偽物の違いを項目ごとに紹介してくれています。
さらに異なるモデルですが、知り合いの力を借りて正規店購入の12 oz Coffeeと比較を行いました。
青いのが正規店購入の12 oz Coffeeです。
キャップにロゴがない
本来Flex Cap Wideの手持ち部分にHydro Flaskのテキストロゴ、内側にはブランドロゴがあります。
しかし、わたしの買ったものにはどちらにもロゴもありませんでした。
Flex Cap Wideの内側には本来12 oz Coffeeと同じようなロゴがあります。
ブラック以外のカラーのキャップは存在していましたが、別の色でもロゴがあるのは共通。
カラーだけでは判断できませんでしたが、必ずあるはずのテキストロゴがないのは大きな判断材料になりました。
キャップにロゴが有るから本物というわけではなさそうです。私が購入したカラーキャップにはロゴはありませんでしたが、黒いキャップのものは偽物でもロゴがあるものが多いようです。
キャップを入れ替えてみましたが偽物には12 oz Coffeeのキャップは付きますが隙間ができてしまいました。
底面のテキストが違う
ボトルの底面には内容量などのテキストが記載されています。
このテキストの文字サイズ、内容が異なっていました。
サイズは本物と比べると大きくなっています。
内容は本物の場合ブランド名や産地などを含みますが、わたしの買ったものは内容量とステンレスの種類、デザイン元の表記のみでした。
参考動画でも言及されている内容なので信憑性は高いと考えています。
雑すぎる梱包
安っぽい潰れた白箱で送られてきたことが疑うキッカケになりました。
ハイドロフラスクは他にはないデザインの高さも魅力のひとつなので、並行輸入品にしても梱包が雑すぎるのは怪しく感じますね。
どのような状態だったかは写真のとおりです。
中は一般的な緩衝材(ボロボロのプチプチ)のみでした。
正直梱包だけでは判断できなかったと思いますが、梱包から怪しさを感じ取ることができました。
やはり外見は大事ですね。
一応保冷効果有り
偽物ですが、せっかく自分用に買ったものなので使ってみることにしました。
結論から言うと保冷効果は一応ありました。
ステンレスであることは間違いなさそうですが、本物に使用されている18/8ステンレスなのかは定かではありません。
個人的には気になりませんでしたが、妻に飲んでもらったら金属性の味や臭いが気になったそうです。
ステンレスなのでお気持ち程度保冷されていましたが、本物の24時間には到底敵わないことはあきらかです。
頑張って働いて本物を買い直そうと思います。
2020年春夏からデザイン面の仕様変更有り
ハイドロフラスクは2020年春夏から仕様変更しています。
主にデザイン面の変更で、次の3つが変わりました。
- ロゴデザイン
- 飲み口の形状
- ボトムエッジの形状
ひとつめはロゴデザインに変更です。
ロゴそのもののデザインに変更はありませんが、ひとまわりサイズが小さくなり、®マークの表示がなくなりました。
次に飲み口のステンレス部分の形状に変更がありました。
形状が変わりましたが、キャップは新旧品ともに併用できます。
最後にボトムエッジのカーブがより深くなりました。
見比べないとわかりにくいところですが、結構かわっています。
商品によっては旧仕様・新仕様は混在する可能性があり、注文時に指定はできません。
デザイン変更点があるため偽物の判断と混同しないように注意しましょう。
ボトルのロゴも若干大きさや細さが違いました。
グラデーションボトルはハワイ限定色で3サイズのみの展開
ハイドロフラスクのグラデーションカラーは2018年のハワイ限定色として発売されていたもので、現地ではカラー展開も豊富にあるようです。
私が購入してしまったピンクのキャップの偽物は、本来ハワイアンレインボーというカラー展開らしく、当時国内のハイドロフラスク正規通販でも販売されていたことが確認できました。
しかしよく見るとロゴの色が違います。
本物はピンク系のロゴに対し、偽物は白いロゴになっています。
ハワイアンレインボーの正規品に白いロゴのものは存在していないので分かりやすいポイントです。
また、限定グラデーションボトルの正規品は24oz、32oz、40ozの3つのサイズ展開であったことが確認できました。
私が購入したものは18ozなので正規品としては製造されていないサイズのようですね。
某B輸入代行サイトでも複数の現地バイヤーの方がグラデーションボトルは3つのサイズ展開であったことを仰っていたので情報の信憑性は高いのではと思います。
ハワイで発売されているグラデーションボトルのカラー展開で、正規品として私が確認できたものは以下となります。
【上部→下部(ロゴの色)】
水色→青(白)
黄色→ピンク(白)
紫→ピンク(白)
青→緑(白)40oz限定
青→水色(白)
ピンク→赤(白)40oz限定
ピンク→黄色→グリーン(ピンク)
水色→白→赤(青)
赤→オレンジ→水色(赤)
上記カラーの組み合わせはハワイで売られていたことは確認できました。
2層グラデーションのものは白ロゴ、3層グラデーションのものはカラーロゴのようですね。
ちなみに私の購入した黄色のキャップのものと水色のキャップのカラーボトルですが、正規品には存在していないのか見つけることができませんでした。
海外が好きで何度もハワイに行っている知人が限定のハイドロフラスクを所持しているとのことで早速借りてきました。
取手部分とキャップ裏にロゴがあります。
キャップのロゴは通常品も限定品も正規品であれば必ず刻印があるとのことです。
底の印字も国内正規品のものと一致しました。
偽物、正規品ともに上からシールが貼ってある場合があるので、剥がして確認するのが確実です。
ハイドロフラスクは正規店で買おう
ここまでは具体的な判断例と愚かなわたしのエピソードをお届けしてきましたが、みなさんも偽物に十分気をつけてください。
そして偽物を買わないもっとも安全な方法として、正規店で買うことをオススメします。
素晴らしい製品には偽物が存在する
ハイドロフラスクはアメリカ発のステンレスボトルブランドで、日本には2017年に初上陸しました。
デザイン性、機能性を兼ね備えており、アイテム数が多いところも魅力です。
ステンレスボトルにあまりおしゃれなデザインが少ないので、デザイン志向高めの人には嬉しいですよね。
そもそも飲みものに対する文化が違っていたりするのですが、本国では爆発的な人気だそうです。
フェイクの話ばかりしていたので、ハイドロフラスクの素晴らしさについても少し話させてもらいました。
優れた製品ゆえに偽物が流通ししまうことは大変悲しいことですね。
実物を見ないと判断は難しい
やはり、インターネット上の画像だけでの判別は容易じゃありません。
数枚の画像だけしか確認できないかもしれませんし、そもそも写真が偽装されている可能性もあります。
家を借りようとインターネットで探していて、写真少ないけど良さそうだから内見したらお風呂めちゃくちゃ古かったら辛いですよね。
先にお風呂の写真見てたら絶対内見していないし、掲載してくれよ時間返してよってなりませんか。
インターネットで得られる情報には限りがあって、それだけで意思決定するのは危険な場合があるということです。
しかし、リスクがないケースもあります。
それが正規店での購入です。
心配な方は必ず正規店でハイドロフラスクを買いましょう。
正規店の調べ方がわからないという人も大丈夫です安心してください。
調べ方や、インターネットで買うことのできる正規店をいくつか紹介します。
追記
ハイドロフラスク公式に偽物かどうかの判定を正式の行ってもらい、偽物であるという判定結果をいただきました。
やはり、裏面には製造番号が必ずはいるので偽物の表記とは異なるそうです。
ハイドロフラスク公式の問い合わせから確認したところ、写真を送れば可能な限り判定する旨の回答をいただきました。
親切に対応してくださり、本当に感謝しています。
正規店は公式サイトで調べられる
正規店がわからない方も大丈夫。
ハイドロフラスクの公式サイトで正規店を確認できますよ。
北は北海道、南は沖縄まで取扱店があるので近くの正規店を利用しましょう。
正規店のオンラインショップを利用しよう
近くにお店がないという方も諦めないでください!
正規店で通販できるところをいくつか紹介します。
ハイドロフラスク正規取扱い店:bonico
ハイドロフラスク 21 oz Standard Mouth (621ml)
ハイドロフラスク 18 oz Wide Mouth (532ml)